こんにちは!カウンセラーのSayuです😊
今日は「勇気づけ」と対極にある「勇気くじき」についてお話ししたいと思います。
私たちは知らないうちに、相手の気持ちや自信を奪ってしまうような言葉や行動をしてしまうことがあります。それが「勇気くじき」です。意図せずにしてしまうことも多いですが、これを意識して避けることで、自分も周りももっと心地よい関係を築けるようになります。
勇気くじきとは?🌱
「勇気くじき」とは、相手の行動や考え方を否定したり、価値を低く見てしまう言動や態度のことです。
例えばこんな場面、心当たりはありませんか?
- 子どもが絵を描いて「見て!」と見せてきた時に「もっと上手に描けるんじゃない?」と言ってしまう。
- 友人が新しいことに挑戦しようとしている時に「そんなのやめたほうがいいよ、無理だと思うよ」とアドバイスしてしまう。
- 同僚に「そんなの常識でしょ」と言い放ってしまう。
こうした言葉や態度は、自分では良かれと思っていても、相手の気持ちをくじき、モチベーションを失わせてしまう可能性があります。
勇気くじきが生まれる理由🚶
「勇気くじき」が起きてしまう理由には、いくつかのパターンがあります。
1. 心配や恐れから来るアドバイス
相手の失敗を防ぎたい、無理をしてほしくないという思いから、つい「やめておいたほうがいい」と言ってしまうことがあります。でも、その言葉は相手にとって「信じてもらえていない」と受け取られることがあるのです。
2. 無意識の競争心や嫉妬
「自分にはできないことをこの人はやろうとしている」という感情が無意識に働くことも。「そんなのうまくいかないよ」と言いたくなる時、自分の感情を振り返ってみることが大切です。
3. 価値観の押しつけ
「こうあるべき」という自分の考えが強いと、相手の考えを否定してしまうことがあります。「それって普通じゃないよね」「もっと現実を見なよ」などの言葉がそれにあたります。
勇気くじきを防ぐためのポイント🌟
「勇気くじき」を防ぐには、いくつかのポイントを意識するだけで大きな効果があります!
1. 相手の気持ちに共感する
まずは「そう思うんだね」「すごい、挑戦しようとしているんだね」と相手の気持ちを受け止めましょう。共感することで、相手は安心して話せるようになります。
2. 否定よりも質問をする
「それは無理じゃない?」ではなく、「どうやってそれを実現しようと思ってるの?」と質問に変えてみると、相手の考えを尊重しながら話を進められます。
3. 自分の気持ちを整理する
相手に何か言いたくなった時、自分がなぜその言葉を発しようとしているのか、少し立ち止まって考えてみましょう。「相手のため」なのか、それとも「自分の安心」のためなのか。
勇気づけと勇気くじきの違い🎈
「勇気づけ」と「勇気くじき」は表裏一体です。何気ない一言が「勇気づけ」にも「勇気くじき」にもなり得るのです。
- 勇気づけの例:「挑戦するなんてすごいね!何かサポートが必要だったら言ってね。」
- 勇気くじきの例:「そんなのやめておいたほうがいいよ、きっと失敗するよ。」
ちょっとした言葉の選び方や視点を変えるだけで、相手への影響は大きく変わります。
まとめ🌸
「勇気くじき」は、意識しないうちにやってしまうことが多いですが、ちょっとした意識で避けることができます。そして、「勇気づけ」を選ぶことで、自分も周りも前向きなエネルギーを受け取ることができます。
もし「つい勇気くじきのような言葉を言ってしまうかも…」と感じたら、この記事を思い出してみてくださいね。そして、一緒に「勇気づける言葉」を広げていきましょう!
お悩みや相談があれば、ぜひお気軽にお話しください。あなたの気持ちを一緒に考える時間を作れたら嬉しいです😊